2012年6月の読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:970ページ
ナイス数:7ナイス

誰か―Somebody (文春文庫)誰か―Somebody (文春文庫)
人間ドラマとして読むならば,それぞれの登場人物が明瞭に描写され,その背景までもしっかりと伝わる濃厚さのある佳作.ただ,「心揺るがすミステリー」ということだが,ミステリとして読むのは少々難しいかな.中盤の伏線が,作者も隠すつもりないだろうというくらいに露骨で,そこに気づいた段階で先が8割方読めてしまう.謎を解いてやろうなどと,ある意味意地悪なこと考えずに読んだ方が面白い作品なのかも知れない.
読了日:06月20日 著者:宮部 みゆき
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
1990年だから,まだ本格的には売れ出す前の作品なのだけど,内容的な完成度はかなり高い.どんでん返しがあるとかなりアピールされていて,それをわかって読むと,衝撃度が低いかな.そこが残念.ただ,違和感は感じていたけど何でか気付かなかったので,結局のところそれなりには騙されてしまった.良作.
読了日:06月04日 著者:東野 圭吾
しあわせのパン (ポプラ文庫)しあわせのパン (ポプラ文庫)
同名映画の監督自身によるノベライズ.映画を見ていないので何とも言えない部分があるけど,雰囲気は十分楽しめる.が,何と言うか,あらゆる意味で女の子だねぇって感じ.
読了日:06月02日 著者:三島有紀子

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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2012年5月の読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1380ページ
ナイス数:16ナイス

草の上の朝食 (中公文庫)草の上の朝食 (中公文庫)
「プレーンソング」の続編.前作同様,いや,それ以上に何も起こらない.一応,主人公には恋人らしき人物は出来るし,そのせいか,前作よりも少しだけ主体的に物事に関わっているような気もするけど,それでもやっぱり,何も起こらない.と言うか,何気ない日々の中で,色々な事が実際にはあり,4人が5人に増えたことが窺えるのだけど,何もないように,相変わらずの彼らであり続けているということなのだろう.そして,相変わらずであり続けてくれるからこそ,そのゆっくり流れる時間を感じることが出来るのだろうなと思う.
読了日:05月31日 著者:保坂 和志
プレーンソング (中公文庫)プレーンソング (中公文庫)
保坂和志らしい何も起こらない,だからこその心地いい空気.海に行くのだって,猫に餌をあげるのだって,理由なんて要らない.「ぼく」は結局何がしたいんだよ.なんてことは,決して言ってはいけない.ただ,そうなっているだけなのだから.それが受け容れられるかどうかが読者になれるかどうかの分かれ目.ストーリーのなさという意味では同じだが,文体の癖がそれ程強くない分,「季節の記憶」よりも取っつきやすいかも.どうでもいいけど,よく比較の対象となる村上春樹共々早稲田OB.この二人,何と言うか早稲田キャラじゃないよね.
読了日:05月21日 著者:保坂 和志
酒と肴と旅の空 (光文社知恵の森文庫)酒と肴と旅の空 (光文社知恵の森文庫)
今回は池波正太郎のエッセイ集,ではなく,池波正太郎編の,著名作家等の料理や旅行に関わるエッセイをまとめたもの.それぞれに特徴があるが,やはり編者の意向が強いのか,これまでの池波エッセイと近い印象のものも少なくない.そんな中では,カレーと父親の記憶を絡めた向田邦子の「昔カレー」が秀逸.思い出は,思い出だからこそ美しい.
読了日:05月14日 著者:池波正太郎
百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)
「果しなき流れの果に」と並び称される和製SFもう一つの極北.ということで読んでみた訳なのだが,これまた圧倒的な壮大さだ.前半で取り上げられたプラトン,悉達多,阿修羅王,イエスといった登場人物が未来において絡み合う後半という展開は実にドラマチック.東洋的無常観をバックボーンとした,宇宙や時の果てを求める物語,と言ってしまえば話は簡単なのかも知れないが,そんな単純なものでもなさそうだ.きちんと読み込むには,特に東洋の宗教,哲学に対する知識が相応に要求されそうで,私自身読み切れてるとは思えないのが残念.
読了日:05月07日 著者:光瀬 龍

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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2012年4月の読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2199ページ
ナイス数:13ナイス

ル・パスタン (文春文庫)ル・パスタン (文春文庫)
池波エッセイ愛読者としては,今更コメントすることもあまりないが,個々のエッセイに,本人直筆のフルカラーイラストが入っているのが贅沢.内容的にもまとまりがある良書.
読了日:04月25日 著者:池波 正太郎
死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)
財産目当てで富豪の娘に近づくが,その娘は妊娠してしまう.これでは勘当されて財産は手に入らないし,身の破滅を招きかねない.そこで,娘の偽装自殺を画策するが…….よくも悪くも古典だなという印象.人物描写は明瞭だし,第二部までの展開も期待の持てるものだった.しかし,今となっては新鮮味のある題材でもなく,真相にたどり着く第三部の,真相へのたどり着き方がかなり残念.題材に関してフォロワーを多く産んだのは評価するが,今となってはそれ以上のものでもないだろう.日本人なら「青春の蹉跌」あたり読んでれば充分じゃないかな.
読了日:04月23日 著者:アイラ・レヴィン
散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)
池波正太郎の食エッセイも随分と沢山読んできたので,今更新しい感想というのもあまりない.この本も,相変わらずの池波節といった感じだ.読んでると,蕎麦を食べつつ一杯とやりたくなってしまうのも相変わらず.
読了日:04月16日 著者:池波 正太郎
幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))
「夜は若く,彼も若かったが,夜の空気は甘いのに,彼の気分は苦かった」という有名な一文で始まるサスペンスの古典的名作.妻殺しの容疑をかけられ,死刑の判決が下された主人公.その死刑執行までのカウントダウンの中で,彼とその日一緒にいた,アリバイを証明してくれる女性の姿を探すが,その女性の姿を見たものは誰もいない.いったい何故なのか…….手がかりを掴んだかと思ったら逃げていく,迫り来る死刑執行の日,そのスリリングな展開は名作の名に恥じない.若干拍子抜けの部分もあったが,評判通りでやはり面白かった.
読了日:04月15日 著者:ウイリアム・アイリッシュ
絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)
最後は小野好古との一大決戦.……と想像しながら読んでいたら,最後の最後に来て予想外.しかし,実に爽やかにまとめたなという印象.史実の中へのフィクションの混ぜ具合,そのさじ加減は見事.北方謙三の歴史小説の中では,海洋ものは作者の思い入れが深いのか,ハッピーエンドになるパターンが多い気がする.ただ,上巻から振り返ってみると,最初の頃を書いているうちは,実際小野好古と決戦させるつもりだったんじゃないかなという気も.
読了日:04月12日 著者:北方 謙三
絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)
藤原純友は,いかにも北方謙三が好みそうな題材だ.北方謙三なら,平将門より藤原純友だろう.そして,北方謙三が藤原純友を取り上げるとしたら,きっとこんな感じの人物で,こんな感じの物語になるんだろうなという先入観を持って読み始めてみたら,びっくりするくらいにその先入観通りの描写だった.と言っても,それが悪いわけではなく,寧ろその逆.北方謙三が得意とする題材を,北方謙三らしく料理しているわけで,ファンからすればつまらない訳がない.そういう極めて正しい北方流海洋歴史ハードボイルド小説.
読了日:04月11日 著者:北方 謙三

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
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2012年3月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2621ページ
ナイス数:23ナイス

ぼくの大好きな青髭 (中公文庫)ぼくの大好きな青髭 (中公文庫)
「これまでわれわれが発見した極め付きの自己批判はなんだと思いますか?ただ理解するだけで自己完結してしまうチャチなコマネズミ,というんです.」四部作完結編.今作は,新宿を舞台に夢を追う人,夢を追って不幸になる人を救済しようとする人,それらを観察する人……と,複雑に絡み合いながらも,若者が夢を持つことを問い続けた濃密な青春小説.冒険小説のようであり,酷くもの悲しくもあり,「青髭」はどこか幻想的で,最初から最後まで読み応え十分.一作目から振り返ってみると,徐々に広い世界へと踏み出していった薫君がよくわかる.
読了日:03月17日 著者:庄司 薫
さよなら快傑黒頭巾 (中公文庫)さよなら快傑黒頭巾 (中公文庫)
これまでの作品とはうって変わって,あまり青春小説という感じがしなかった.勿論薫君達は相変わらず悩み,遊び,恋してとセーシュンしてる訳なんだけど,きっと,敗北がテーマになっているからなのだろう.黒頭巾になんてなれないって,子供のうちに理解出来てしまうことなんだけど,能力があると,却って何にだってなれる訳ではない知ることが出来るのが遅くて,そしてそれは,遅ければ遅い程,夢破れたことによって負う傷も深い.そういうありきたりな感想しか言えないのだけど,そのありきたりを納得させる描写のリアリティは強烈.
読了日:03月14日 著者:庄司 薫
白鳥の歌なんか聞こえない (中公文庫)白鳥の歌なんか聞こえない (中公文庫)
「赤頭巾ちゃん気をつけて」に始まる四部作二作目.ある老人の死に向かう過程と,それをきっかけとした幼馴染みとの恋愛という,テーマとしては非常にシンプルなものであり,途中まではちょっと気恥ずかしい感じだなと思いながら読んでいたのだが,若者の若者らしい葛藤が生々しく捉えられた文句なしの傑作だった.ただ,こんなにも誠実に愛とか死とかに向かい合う薫君,駆け落ちに失敗した小林,飽くまでも飄々とした立ち位置を貫く横田と,今の私には皆少々眩しすぎる.20年前,遅くとも15年前には読んでおくべき作品だった.
読了日:03月10日 著者:庄司 薫
楠木正成〈下〉 (中公文庫)楠木正成〈下〉 (中公文庫)
湊川も桜井の別れもない楠木正成.と言うか,楠木正行ら正成の息子たちは,誕生して以来登場すらしていない.それでも納得してしまうのは,一つにはこれまでの作品によって,湊川が正成にとって死ぬための戦いとして扱われていたことであり,もう一つには,倒幕までが正成の輝いていた場面と作者が認識していたという点であり,更には,従来の正成のイメージを作ったエピソードであり,敢えて描くのを避けた面もあるだろう.北方太平記の集大成に相応しく,これまでの作品との関連が随所に出て面白い.個人的には,観阿弥を上手く出したと思う.
読了日:03月07日 著者:北方 謙三
楠木正成〈上〉 (中公文庫)楠木正成〈上〉 (中公文庫)
北方太平記集大成は,これまでの主人公の中で最も著名とも言える楠木正成.所謂桜井の別れの大楠公のイメージではない楠木正成像を……という訳なのだが,「悪党の裔」や「道誉なり」で散々描かれている人物であるだけに違和感はない.どうも倒幕までをメインに描いているようで,比較的倒幕後の話が多かった北方太平記にあって,描き残していた部分と言えるだろう.上巻は倒幕に立ち上がるまでに多くを費やしており,派手さはないがその分下巻に期待が持てる.
読了日:03月06日 著者:北方 謙三
波王の秋 (集英社文庫)波王の秋 (集英社文庫)
フィクション色の強い,海洋を舞台としたハードボイルド歴史小説ということで,北方太平記の中にあっては,陽炎の旗と位置付けが近いか.物語の軸を主人公・小四郎に絞り込んだ分だけ,陽炎の旗よりものめり込み易かった.また,物語の展開としても,クライマックスまで一気に雪崩れ込むテンポの良さがあった.ただ,海洋を舞台にしたことで,位置関係等がわかりづらく,若干ピンと来ない部分があったことが残念か.
読了日:03月05日 著者:北方 謙三
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
1冊目のイメージで読んでみたら,予想外の展開.これは,ある意味ミステリに分類した方がいいんだろうか?名探偵斑目氏の事件簿といった感じ.前作の時点で斑目氏のウケがよかったのか,全体的に作者の斑目氏への愛情を感じる.深夜営業の意味については,相変わらずわかったようなよくわからないようなという印象だが,まだまだ続きそうな印象だし,これでいいのかな.
読了日:03月02日 著者:大沼紀子
真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
最初は女の子の箱庭って感じだなぁとか思いながら,ある種微笑ましい気分で読んでたけど,変態という名の紳士,斑目氏登場で雰囲気が一転,登場人物もいい感じに壊れて一気に面白くなった.でも,深夜営業という設定がまだ活きてない気がする.ここらへんは,何故深夜営業なのかも含めて続編に期待かな.
読了日:03月01日 著者:大沼紀子

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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2012年2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2480ページ
ナイス数:9ナイス

道誉なり〈下〉 (中公文庫)道誉なり〈下〉 (中公文庫)
足利家内部での争いが激化した下巻,高師直の最期,尊氏と直義の最後の会話など,クライマックスとなるべきシーンに道誉が関わることはなく,主人公の座は完全に尊氏に移っていてる.悪党の裔と比較すると,より後の時代,近い立場で尊氏が描写されており,併せて読むことで北方流の尊氏像が出来上がるのだろう.ストレートに尊氏を主人公にしてしまうことで,そのある種破綻した人格が物語としての筋の通らなさを産みかねないということなのだろうか.「佐々木道誉の物語」とするには,時代小説の体裁をとっては難しいのかなと思う.
読了日:02月29日 著者:北方 謙三
道誉なり〈上〉 (中公文庫)道誉なり〈上〉 (中公文庫)
「悪党の裔」の赤松円心に続いて足利方の武将,佐々木道誉を主人公とした南北朝もの.道誉と言えばかつての大河ドラマ「太平記」で,陣内孝則が派手な着物で演じていたのが印象的だった.北方太平記をある程度通して読んでいれば話にはついていけるが,そうではないと置いてけぼりになるかも.思うがまま,強かに生きる道誉は登場人物としての魅力は十分であるが,物語として見た場合,南北朝時代の取り上げられ方の少なさも相まって,主役に置くにはマニアックな人選かも.結果的に,興味の対象も道誉の目を通した尊氏になっている気がする.
読了日:02月28日 著者:北方 謙三
悪党の裔〈下〉 (中公文庫)悪党の裔〈下〉 (中公文庫)
上巻と比べるといまいちすっきりしない気がするのは,一つには円心が何故足利方なのか,がはっきりしていない点か.あとは,全体的に少々地味かも.赤松円心の燃え尽きない,死を求めない悪党という立ち位置は興味深いが,それ以上に足利尊氏と楠木正成,それに加えて護良親王との交流のあり方が興味深かった.この物語のメインテーマは,ある意味において尊氏と正成であり,その生き様を表現する手段として使われたのが,円心なのかもしれない.後年に,度々描かれている楠木正成に敢えて挑んだのも,北方謙三の興味がそこにあったからなのだろう.
読了日:02月15日 著者:北方 謙三
悪党の裔〈上〉 (中公文庫)悪党の裔〈上〉 (中公文庫)
北方太平記シリーズ,この作品の主人公は赤松円心.北方謙三の作品にはアウトローがよく似合う.ということで,登場人物が実に活き活きしていてよい.歴史として見れば,赤松円心は飽くまでも脇役であり,だからこそ,物語そのもの以上に,描かれる人の魅力が際立つのかなと思う.
読了日:02月13日 著者:北方 謙三
破軍の星 (集英社文庫)破軍の星 (集英社文庫)
神皇正統記で知られる北畠親房の子,北畠顕家が主人公.武王の門と同様で,奇を衒ったところがないこれぞ北方流ハードボイルド歴史小説といった感じ.と言うか,登場人物を変えただけで,実質的には武王の門と同じと言えなくもない.登場人物をかなり絞り込んで,視点があまり行ったり来たりしない分他の作品より読み易いかも.それにしても,北畠顕家や菊池武光,それに中国ものでは楊家将など,北方謙三の目の付け所は素晴らしい.
読了日:02月08日 著者:北方 謙三
よい匂いのする一夜 (講談社文庫)よい匂いのする一夜 (講談社文庫)
宿をテーマにした旅行エッセイといったところか.他のエッセイに比べると,昔は良かった的な匂いが少々強いのが気になるが,慌てて観光地を廻るのではなく,ゆっくりと腰を据えた旅をしてみたいと思わせるのは流石.
読了日:02月03日 著者:池波 正太郎
陽炎の旗 (新潮文庫)陽炎の旗 (新潮文庫)
「武王の門」続編.あの話の後にどんな続きを?と思って読んでみたが,良くも悪くも予想外だった.英雄の血を引く架空の人物を通して,その血から解き放たれて自分の人生を生きるその過程を描いたということなのだろうが,架空の人物ということもあってか,また,最後の方に至るまで,延々と地味な暗闘が繰り広げられたせいか,どうにものめり込みづらい印象.そういう物語にあって,数少ない武士らしい武士であった今川仲秋は中々魅力的に描かれていて,そこは良かった.前作における今川了俊も,これくらい描写してくれればよかったのにと思う.
読了日:02月02日 著者:北方 謙三

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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