防犯講演会1.理論編

今日は勤め先で防犯に関する講演会がありまして,中々に素敵な治安を誇るエリアに住んでいる身としては他人事ではなく,聞きに行ってみました.前半が理論,後半が実情と実践といった感じで,特に後半は女性向きの部分が多かったので,私個人に役に立つところはそれ程多くなかったのですが,知識として知っておけば学生への指導にも役立つかなという気はしています.ということで,講演の内容を覚えている限り書こうかと思います.まずはウチの法学部の先生による理論編です.
犯罪予防の2つのモデル

  1. 社会的予防……社会学的犯罪学の考え方.要は犯罪をする必要のない状況作り.犯罪は当人の素質と社会環境が揃って発生するという考え方から,社会環境を良くすることで対策する.東洋医学的な体質改善と言うべき考え方.アメリカでは70年代まで主流だったが,失敗に終わる.短期的には結果が出ないのが問題だったからか?短期的に結果が出ないと予算がつけにくい.
  2. 状況的予防……犯罪が出来ない状況を作る.対症療法的な,西洋医学の考え方か.犯罪は,1.動機付けられた犯罪者(十代の失業少年,薬物乱用者など),2.犯罪防止に効果的な監視人の不在(警官,警報装置など),3.適切な被害標的(施錠されていない家屋,高級車,携帯,移動可能な商品)の3つが揃って初めて発生する.なので,監視を強めたり,標的を晒さないなどの対策を取る.

日本においては,警察主導であったり,PTAなど主導であったりと形は違っても,地域防犯の考え方が強い.基本的には対症療法的か.きちんと情報提供を受け,自己啓発,自助努力する必要がある.
アメリカでは,キャンパス内での犯罪が多発して問題に.各大学が犯罪・防犯の状況などを公開する義務を持つ.以下はJohn Hopkins Univ.によるキャンパスにおいて身を守るための重要なポイント10個.

http://www.foxnews.com/story/0,2933,208178,00.html

  1. Be Aware: 環境を知ることが重要.
  2. Be Calm: 冷静であること.
  3. Trust Your Instincts: 本能を信じる.要するに,「嫌な感じ」は大体正しい.
  4. Be on the Lookout for Help: 助けになるものを探しておく.警察の位置とか.
  5. Lock Up: カギをかける.
  6. Travel in Groups: 特に夜は,可能な限り集団で行動.
  7. Drink Responsibly: 酒飲むときは注意せよ.
  8. Use ATMs Safely:ATMは,建物の中など安全な場所を使うこと.人前でお金は数えない.
  9. Stay Safe on The Net: ネットは安全に使う.SNSなどにおいても個人情報などはあまり晒さない.
  10. Don't Lend Out Your Keys: 鍵は他人に貸さない.
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